自宅に無線LANこそ導入はしているが、そこは当然 WPA(AES)を使ってる、WEPも選択できるが…ITPro:利用率7割のWEPは「1分」で破られる こんな現状なのではっきり言って使いたくない、使えない。
しかし実際に ニンテンドーDS を使う子はそんな事情なんて知ったこっちゃない、Wi-Fi やりたいと頼まれちゃあなんとかする方法を模索するしかない。なんでWiiはブリッジにならないんだよ!(言いがかり)
ちなみに新しい ニンテンドーDSi はWPA にきっちり対応している、それ買えって?
だって 古いDS壊れてないし DSi高いし WEBブラウザなんて余計な機能がついてる(注:もちろん制限できるんだけど…いまいち不安)しで却下、そんなにコスト掛けたくない。
で、既存の環境に影響がでないように安手のAPを追加として、これ使うことにした。
「BUFFALO Wi-Fi Gamers 無線LANアクセスポイント WCA-G」に電源スイッチを組み合わせた。
結論から言うと「電源OFFにしてWEPの脆弱性から身を守る」という運用を課すことで親子間のSLA合意した。
↓構成はこうだ。
[caption id="attachment_1045" align="alignnone" width="300" caption="写真:WCA-Gと電源スイッチ"][/caption]
子には「DSでWi-FiしたくなったらスイッチON、終わったら切ってくれ」とした。ACアダプタにくっついている電源スイッチだ、LED付き でお子様にも分かりやすくしている。
うちの環境では常時起動のマシンはない為、これで十分。 「Wi-Fi Gamers(WCA-G)」 の起動には15-20秒ほどかかるが特に気にするほどではない、ポケモンのWi-Fiセンターに突撃している間に準備は完了している。
予想以上にコンパクトサイズだった
[caption id="attachment_1046" align="alignnone" width="225" caption="写真:AirStatonとWCA-Gのサイズ比較"][/caption] | [caption id="attachment_1047" align="alignnone" width="225" caption="写真:WCA-G持ってみた"][/caption] |
すごい小さい。
初期設置は楽なもんだった、液晶小窓もよい感じだ
ニンテンドーDS は AOSS に対応している、で、 この 「Wi-Fi Gamers(WCA-G)」 もAOSSで設定するようになっている。
説明書の設定方法には「AOSSでつなぐのでこのボタン(上についてるデカいボタン)押せ」程度のことしか書いてない。
まあそれで済むからいいや。
液晶小窓、ステータスが表示できる。 「起動中」 → 「起動完了」 ってちゃんとわかるので今回の運用方法にかなりマッチ。
画面下のカーソルキーで少し操作できる、環境確認やチャンネル変更が可。ファームのアップデートなんかもできるようだが、発売以来新しいのは一つもないようなので確認できず。
説明書にはなぜか載ってないWEB設定画面に注意、使いではあるが…
さてこの「Wi-Fi Gamers(WCA-G)」 説明書に載ってないWEB設定管理画面がある。
これがとってもいただけないことに、
「root / 空パスワード」 で設定画面に入れる。
んですね、初期設定では。
[caption id="attachment_1048" align="alignnone" width="500" caption="画像:WEB設定画面トップ"][/caption]
小窓でIPアドレス確認できる仕様にしといて、これはないだろ。
もし「Wi-Fi Gamers(WCA-G)」 を使う場合は、
WEB管理画面のパスワードを必ず設定してください
[管理設定] → [パスワード] で変更できます。
AOSS なので「無線ANY許可」、DS なので「WEP」 となかなか強力なカードがそろっている中、Root空パスはアカンやろうに。
パスワードさえ設定してしまえば、WEB設定画面はそれなりに使いでがある。クライアントモニタや許可済み機器の状況も把握できる。
[caption id="attachment_1049" align="alignnone" width="500" caption="画像:WEB管理画面の一部"][/caption]
まあ自宅ではこの構成に落ち着いたが、普通にWPA(AES)なども対応しているので安手の追加APとしても十分に使える。手軽に無線AP追加したかったらいい商品なのかもしれない、小さいし。
くれぐれもWEBのパスワードは忘れないように、液晶でIPわかっちゃうからね。