それはさておき、そのエクスプローラ(explorer.exe)を狙ったフォルダで開けると助かる。役に立つ局面としてはたまに面倒を見るサーバでの作業や、お客さんのサーバで作業用フォルダを作っている場合など。
普通のショートカットと違って、ぱっと2ペインでフォルダツリーが展開されるのは小気味がよい。
やってみる。単純に引数を渡すだけではダメ、/e と カンマで
まず純正のエクスプローラへのショートカットをデスクトップにコピーしてこよう。見当たらなければ「アクセサリ」 に入ってると思う。
[caption id="attachment_1059" align="alignnone" width="273" caption="画像:エクスプローラのプロパティ(デフォルト)"]
ではリンク先の所を書き換える
%SystemRoot%\explorer.exe
↓↓↓↓↓"D:\WORK"で開きたい場合はこうする。スラッシュe でカンマで区切ってパス%SystemRoot%\explorer.exe /e,"D:\Work"
これで指定したパスが展開された状態でエクスプローラが起動する。
ツリーのルートも変更する
exeplorer.exe のコマンドラインオプションとして他に、/rootオプションを使うと、ツリーのルートが変更できる。
%SystemRoot%\explorer.exe /e,/root,"D:\Work"
変なところいじらなくてすむので、用途によっては /root オプションは使えるだろう。
要はこんな感じになる、左がスッキリ。
[caption id="attachment_1060" align="alignnone" width="500" caption="画像:ツリーのルートを選択したエクスプローラ"]
作業用フォルダを作るなら、ショートカットはエクスプローラで開くように作っておこう。
その他、explorer.exe のコマンドラインオプションについてはマイクロソフトのKBで。