でもちょっと使いたいときがある。例えば Xen の管理画面とか。
そこで、X上で動作するアプリケーションは Xサーバさえあれば動くんだろうということから、普段使うWindowsの端末にXサーバ立てておけばいいんじゃないのというお話。
Cygwin と Openssh を使います。
X端末ってサーバ機能なのに端末っていうからややこしい。。。
下準備、使われる側のssh設定、X11Forwardingを有効にする
外のXサーバ使ってよいという設定を Xアプリケーションがインストールされている側 で行う。
/etc/ssh/sshd_config (※インストール先は各自適当に)
X11Forwarding yes
これでOK、SSHはリロードしておく。
Cygwinを入れておく
ほとんどデフォルトでいいので割愛。
たださっき確認したら、デフォルトだと OpenSSHとOpenSSLが外れていたのでそこだけ注意。
CygwinのターミナルからXオプションでSSH接続
あとはCygwinのXを起動して、X(ラージエックス) でssh接続。
※もちろんLinux同士でもOKなので、XありLinux → XなしLinuxでも同じことが可能。
[caption id="attachment_767" align="alignnone" width="492" caption="画像:CygwinのXコンソールから 「-X」 でSSH"][/caption]
これだけで、接続先のXアプリケーションを起動したら、Xサーバのデフォルトディスプレイとして Cygwin を使ってくれる。
Xアプリケーションのサンプル
サンプルとして、FireFoxとXENのGUI管理コンソールを手元に引っ張ってみる。
Windowsと分かるようにデスクトップ丸ごとアップ。
[caption id="attachment_774" align="alignnone" width="300" caption="画像:リモート側のFireFoxをローカルに"][/caption]
「名前をつけて保存」、とかするとリモート側のファイルシステムが出てくる。CPUやらのリソースもリモート持ち。
[caption id="attachment_772" align="alignnone" width="300" caption="画像:リモート側のXEN管理画面をローカルに"][/caption]
画像縮小しすぎたかもしれないけどまあ分かりますよね?
背景がメモ帳なのはデスクトップが汚いからです・・