2008年11月19日水曜日

任意のフォルダでWindowsエクスプローラ(explorer.exe のオプションの話)

Windowsのエクスプローラはいいファイラだと思う。少なくともデフォルトのファイラとして十分な使い勝手じゃないだろうか。
 

それはさておき、そのエクスプローラ(explorer.exe)を狙ったフォルダで開けると助かる。役に立つ局面としてはたまに面倒を見るサーバでの作業や、お客さんのサーバで作業用フォルダを作っている場合など。
普通のショートカットと違って、ぱっと2ペインでフォルダツリーが展開されるのは小気味がよい。
 
 

やってみる。単純に引数を渡すだけではダメ、/e と カンマで


まず純正のエクスプローラへのショートカットをデスクトップにコピーしてこよう。見当たらなければ「アクセサリ」 に入ってると思う。
[caption id="attachment_1059" align="alignnone" width="273" caption="画像:エクスプローラのプロパティ(デフォルト)"]画像:エクスプローラのプロパティ(デフォルト)[/caption]
 

ではリンク先の所を書き換える%SystemRoot%\explorer.exe↓↓↓↓↓"D:\WORK"で開きたい場合はこうする。スラッシュe でカンマで区切ってパス
%SystemRoot%\explorer.exe /e,"D:\Work"
 
これで指定したパスが展開された状態でエクスプローラが起動する。
 
 

ツリーのルートも変更する


exeplorer.exe のコマンドラインオプションとして他に、/rootオプションを使うと、ツリーのルートが変更できる。
%SystemRoot%\explorer.exe /e,/root,"D:\Work"
変なところいじらなくてすむので、用途によっては /root オプションは使えるだろう。
 

要はこんな感じになる、左がスッキリ。
[caption id="attachment_1060" align="alignnone" width="500" caption="画像:ツリーのルートを選択したエクスプローラ"]画像:ツリーのルートを選択したエクスプローラ[/caption]
 
 

作業用フォルダを作るなら、ショートカットはエクスプローラで開くように作っておこう。
 
 
 

その他、explorer.exe のコマンドラインオプションについてはマイクロソフトのKBで。

Windows XP の Explorer.exe コマンドライン オプション
http://support.microsoft.com/kb/314853/ja