2008年10月23日木曜日

solarisのデバイス管理_ブロックデバイスHDD編

Solaris10を触っていて面白いと思った点がいっぱい。
 

例えばハードディスクの情報を見ようと、formatコマンドを叩く。
# format
Searching for disks...done
 
 
AVAILABLE DISK SELECTIONS:
0. c1t0d0 <default cyl 2085 alt 2 hd 255 sec 63>
/pci@0,0/pci8086,2829@d/disk@0,0
1. c1t1d0 <ata -VBOX HARDDISK-1.0-15.40GB>
/pci@0,0/pci8086,2829@d/disk@1,0




VirtualBoxで仮想的に2台繋いだハードディスクはそれぞれ c1t0d0 c1t1d0 という名前で管理されている。
 
ついでに df コマンド
# df
/ (/dev/dsk/c1t0d0s0) …

/export/home (/dev/dsk/c1t0d0s7) …


マウント済み領域は c1t0d0s0、c1t0d0s7 など出てきた。一般的なLinuxで言うところの hda1 とか sda1 とかに相当するんだけど、長い。
 
 

なんでこんなに長いんだろうと思ってデバイス管理のドキュメントを見てみる。
c1t0d0s7 の内訳は…

















c1論理コントローラ番号
t0物理バスターゲット番号
d0ドライブ番号
s7スライス番号またはパーティション番号(pn)

 

合理性以外が全く考慮されていない ということが分かった。solaris興味深い。