見栄えも良いし、そんなにリソースも食わない。簡素とはいえnagiosに経過監視が組み込めるのはとても良いことだ。
しかしこの pnp 、ソースから入れたNagiosにならデフォルトのコンフィグで使えるようになるが、rpmから入れたNagiosにはコンフィグオプションが必要だ。
(つーかrpmのnagiosがシステム側にべったりな調整をされているんだよなぁ。)
しかしNagios を rpm で入れねばならんときもある。
その場合の pnp コンフィグオプションを晒す。
確認バージョンは nagios 3.0.6 , pnp 0.4.14。まあ少々ずれても大丈夫だろうが。
./configure \
--prefix=/etc/nagios \
--bindir=/usr/bin \
--sysconfdir=/etc/nagios/pnp \
--libexecdir=/usr/lib/nagios/plugins \
--sbindir=/usr/lib/nagios/cgi \
--datarootdir=/usr/share/nagios/pnp \
--localstatedir=/var/nagios
こうだ。ディレクトリ役割別の比較表まで作ったから間違いないだろう。
このままmake install したら、あとで動作用ディレクトリがないといわれるので作成しよう。
install -c -m 755 -o nagios -g nagios -d /usr/share/nagios/pnp/templates
install -c -m 755 -o nagios -g nagios -d /usr/share/nagios/pnp/perfdata
install -c -m 755 -o nagios -g nagios -d /var/nagios/spool/perfdata
install コマンド便利。
あとは本家ドキュメントに沿って naigos.cfg やらtemplate.cfg をいじればOK。おすすめはバルクモード、npcdの起動スクリプトは2行ほど書いて、chkconfigに対応させるとなお良し。
追記:ない、と思ったが
RPM Searchで探したらpnpのパッケージもありやがる。
"pnp4nagios" で検索すると一応リストされるね、でもちょっと古いかな。