メール送受信のトラブルを調査する場合、メールクライアントのログも重要です。
Thunderbird、Becky! や Sylpheed などWindows標準でないメールクライアントは分かりやすい所にログの設定があるのでまあ分かるだろうとして割愛。
この記事ではWindows標準メーラーについて、WindowsXP以前の OutlookExpress 、Vistaから搭載の WindowsMail でプロトコルログを採取する設定をメモ。
設定箇所が分かりにくい上に、ログを気にするような人はWindows標準以外(前出のメーラ達)を使うので意外と知られていない気がする。
設定箇所
OutlookExpress または WindowsMail を起動して、
・上部のファイルメニューから[ツール] → [オプション]
・オプション設定から [詳細設定] → [メンテナンス]
と進む。
下画像のような設定項目が現れる、例は WindowsMail だが OutlookExpress でも見た目以外はほぼ同一。
[caption id="attachment_565" align="alignnone" width="500" caption="画像:WindowsMailでの設定箇所"][/caption]
赤枠の 「□ メール」 チェックボックスを有効にするとロギングが有効になる。
保存先はオレンジ枠の「保存フォルダ(F)」で設定されている場所。
POPログ、SMTPログ と別々のファイルでできますが、ローテーションなどはしてくれないので調査が終わったら無効にしておくこと。