MonitのWEB管理画面
前回の記事(3)からの続き、一連の投稿はここでいったん区切り。
最後はMonitの運用管理について。
Monit動かしたはいいがどうやってメンテをすればよいのか。
WEB管理画面をブラウザで開くと下画像のような感じ。
[caption id="attachment_567" align="alignnone" width="300" caption="画像:MonitのWEB管理画面"]
メイン画面では監視対象としているプロセスの一覧と現在の様子がわかる、プロセス名をクリックすると詳細画面へ遷移。
[caption id="attachment_568" align="alignnone" width="300" caption="画像:プロセス詳細画面へ遷移した様子"]
画面下のボタンはそれぞれ、
[Start service] [Stop service] [Restart service] [Disable monitoring]
の4つ、それぞれ文字どおりの機能を提供してます、監視を一時的に無効するためにDisableボタンを押下すると、監視が無効になって、[enable monitoring](だったかな…)ボタンにかわります。
コンフィグ変更などのメンテナンス時はここから監視状況を操作できて楽ちん。
しかしいくら便利だからと言って、WEBにサービス停止するようなStopボタンをさらしたくない。というひとはコマンドラインで管理するとよいです。
Monitのコマンドラインインターフェース
はじめに断わっておくとmonitの内蔵WEBサーバは止められません。未確認ですがWEBサーバを止める=管理ようのコマンド群も動作しない模様。
使用したくない場合はアクセス制限をかけるほかないみたいです。
ということを踏まえて管理用コマンド一覧、 基本的には monit + オプション という使い方をします。
コマンド | 機能・説明 |
---|---|
monit -h | ヘルプを表示する ある意味これですべて出てくるんですけどね |
monit summary | 監視対象一覧表示 ステータス表示 管理WEBの表紙みたいな内容が得られる |
monit stop [プロセス定義名] monit start [プロセス定義名] | 対象プロセスの起動・停止 監視対象のプロセスを「監視除外して停止」 または「監視を有効にして起動」する |
monit monitor [プロセス定義名] monit unmonitor [プロセス定義名] | 対監視対象のプロセスの監視の有効・無効を切り替える |
monit reload | monitの再読み込み monitの設定変更などを行った場合 これで反映させる |
これで一通りの操作ができる。
以上、4回にわたってMonit紹介しました。
Monitでサービス・プロセス監視、止まったら勝手にリスタート(1)
Monitでサービス・プロセス監視、止まったら勝手にリスタート(2)
Monitでサービス・プロセス監視、止まったら勝手にリスタート(3)
Monitでサービス・プロセス監視、止まったら勝手にリスタート(4)