WindowsServer2003R2 のファイルサーバリソースマネージャ(FSRM) で、クォータの情報をコマンドラインで取得する。
"D:\Users/UserA/" にクォータをかけている場合、 dirquota コマンドから残りの使用量を表示することが出来る。
>dirquota quota freespace /Path:D:\Users/UserA/
利用可能: 895.07 MB
利用可能: 895.07 MB
dirquota コマンドは 2003R2 のFSRMを入れたら使えるようになる、FSRM管理専用のコマンドだ。
この記事に関連したヘルプを並べてみる。
>dirquota
このコマンドの構文は次のとおりです:
Dirquota {Quota | Autoquota | Template | Admin}
Quota クォータの一覧表示、追加、変更、削除
Autoquota 自動適用クォータの一覧表示、追加、変更、削除
Template クォータ テンプレートの一覧表示、追加、変更、削除
Admin 設定の構成および管理操作の実行
スイッチを一意に識別する最小シーケンスを省略文字として使用できます。
例: "Dirquota q l /list-n" は "Dirquota quota list /list-notifications"
と同じです。
>dirquota quota
このコマンドの構文は次のとおりです:
Dirquota Quota {List | Add | Modify | Delete | Scan | Freespace}
List 現在構成されたクォータを一覧表示する。
Add 新しいクォータを追加する。
Modify 既存のクォータを変更する。
Delete 既存のクォータの削除する。
Scan クォータ使用率を更新するためスキャンを開始する。
Freespace 空き領域を照会する。
スイッチまたはスイッチの値を一意に識別する最小シーケンスを省略文字として
使用できます。例: "Dirquota q l /list-n" は
"Dirquota quota list /list-notifications" と同じです。
>dirquota quota freespace
空き領域を照会する。
このコマンドの構文は次のとおりです:
Dirquota Quota Freespace /Path:PATH [/Remote:REMOTE]
/Path:PATH PATH 上の空き領域を照会する。パスの最も
厳しい制限のあるクォータの空き領域が返されます。
/Remote:MACHINE コンピュータ MACHINE の操作を実行します。
例:
Dirquota Quota Freespace /Path:D:\scratch
それなりに色々可能だが、結果が標準出力に限っちゃうのが玉にキズ。
WMIから取る方法も少し探したけど、分からなかった。
R2関連は軒並みないWMIで管理できない気がする。。