2010年1月5日火曜日

MySQLを救う!...ってどういうことになんだろう?

OracleがSun Microsystemsを買収します。去就が注目されるMySQLですが、相手がOracleというRMSDBの大御所だからなのか、MySQLを救えという呼びかけがあるようです。
 
 

MySQLを救え! ≫ 請願書への署名
 

サイトでは嘆願書に署名をするよう促しており、署名することで下記の事を支持することになる。
 

MySQLに関連する将来の技術革新を保障し、MySQL を主な競争力として保護すること

 
 

で、自分の立ち位置というのを3つのパターンから選択できるようになっている。
 

  • MySQL は、GPL のもとでその開発を続けることのできる適切な第三者へ放棄しなければならない。


  • オラクル社は、クライアントのライブラリとともに MySQLを使用するアプリケーション(全プログラミング言語について)に対し、またプラグインおよびlibmysqldに対し、リンク例外を約束しなければならない。 MySQLそのものはGPL のもとでライセンスされた状態に留まる。

  • オラクル社は、アプリケーションや派生バージョン(フォーク)の開発者がコードに関して柔軟性を保つことができるよう、MySQLの過去と未来の全バージョン(2012年 12 月まで)を、アパッチ ソフトウェア ライセンス 2.0または類似の寛容なライセンスのもとでリリースしなければならない。


 
 

……正直なところよくわかりません。これまでのSunの姿勢は是するもので、Oracleは否定されるべきって事なのかな。
 
 

しかしOracleに渡すとMySQL死ぬんか?
発表によるとなんか逆のように見えるが。。。
 




 

GPLによるMySQL組み込みのエンジンのソース公開要求を撤廃するし、APIを使うだけでもコマーシャルライセンスいるという体制も撤廃。
そしてSun時代より巨額の開発費を投じ、GPL版やその他のリリースも継続するという。
どの点で不満なんだろうか...?ごめん全然わからん。
 
 



こういう運動に対し、
『嘆願するより自分でMySQL買えばいいやん』それこそ募金でもして。
とか、
 

背景を理解してない不勉強というのを承知で詮索すると、「俺たちのMySQLが金満主義のOracleなんかに~!! イヤイヤ!良くならないに決まってるぜ!」っていうようにも見えるよね。
などと思ってしまう私はオープンソースの思想を理解してないんだね、きっと。