2009年12月25日金曜日

CactiからWindowsの情報を、ありものだけでグラフ化してみる

cacti のグラフが美しいので、普段やらないWindowsのSNMPから情報をグラフ化してみた。
 
 


なんかcactiはネットワーク機器とLinuxを見るような印象だったが、有りものだけでWindowsの情報を結構取れる。
実際どのくらいとれるのか紹介しとこう。
 



Windows側で仕込み


Cactiたっぷり情報取るには、標準のSNMPに加えてサードパーティ製のSNMPプロバイダを入れるといい。


 

有料版・無料版とあって、無料版ではCPU,メモリと論理HDDなどのパフォーマンスカウンタの情報を取ってくれる。
 

mibで見るとこんな感じ、これは頼もしそうな項目。。
 
[caption id="attachment_1625" align="alignnone" width="515" caption="画像:mibブラウザより"]画像:mibブラウザより[/caption]
 

有料のはほとんどのパフォーマンスカウンタオブジェクトに対応している、開発しんどいし買ってもいいくらい。
 
インストール要件は簡単、Windows標準のSNMPさえ入れておけばOK。
サーバ側の準備はこれでOK。
 
 



CactiにWindows用のテンプレートを追加


まあ色々あるけど、とりあえず良い感じなのを2つ。
 

さっきの「SNMP Informant」で追加されたMIBをゴリゴリ取ってくるテンプレート。

※最後の方の発言からZIPをダウンロードしよう。
 

特定プロセスのCPU・メモリ使用量をグラフ化する、まあおまけで。

 


これらを添付の手順に沿ってサーバにUP&インストール。
データクエリはサーバの "(cactiパス)/resource/snmp_queries" に、テンプレートはCactiの管理画面から入れよう。
Cactiの準備もこれでOK。
 
 


じゃあWindowsの状態をグラフにする


ここまでの準備を元にホストテンプレート、デバイス追加してデータクエリを軸に「Create New graph」するという作業になるけど割愛。
ではありものをぺたぺた貼って、このくらいグラフ化出来るよというSSをどうぞ。
 

でっかいので注意してくださいねー
 
[caption id="attachment_1626" align="alignnone" width="150" caption="画像:大きさ注意グラフ(627 × 9067)"]画像:大きさ注意グラフ(627 × 9067)[/caption]
 

結構とれてるでしょ?今回SSの相手は『WindowsServer2008R2 x64』だったが、2003(確認済)や2000(らしい)もOKだ。
 
 


Cactiでカスタマイズは結構ややこしいのだが、手軽にこれだけの情報がとれるといいね。