2009年7月16日木曜日

サブネットマスクとワイルドカードマスク

久しぶりにCCNA受験向けの本を読んでいる。結局CISCOモノを普段さわらないので取得が億劫になって読むのをやめることが多いが。
 

さて、だいぶ昔に読んだときには「サブネットマスク」と「ワイルドカードマスク」の使い分けがイマイチ消化できなくて、コマンド別にどちらを使うかといった非効率な覚え方だったが、今読んだら判別のコツがわかった。
 
 


  • サブネットマスク
    ホスト同士の通信に使うので、ホスト部が必要な場合に指定。

  •  
  • ワイルドカードマスク
    ネットワークの識別に使うので、ネットワーク部が必要な場合に指定。ホスト部は不要。

 

これだけのことだった、いらない情報をマスクする。
上記の定義では、ルーティングテーブルやスタティックルート設定などはネットワークっぽいのでワイルドカードマスクを使うように感じるかもしれないが、あくまでルーティングはホスト間の通信のためパケットをスイッチするものなのでサブネットマスクでいいんだろう。
 

PC同士がPingするならホスト部の違いがわかればいい、ネットワーク部はマスク。
ルータがパケットをフィルタリングする時は、(あえて定義していなければ)ホスト部なんて余計な情報なのでマスクしたらいい。ネットワーク単位で処理するのがいいだろう。
 

CCNA教科書をみて、『丸暗記しか無いなぁ……』と思っていた頃よりはマシになっているようだ。